ひきこもれ

ひきこもれ – ひとりの時間をもつということ(2002)
著 吉本隆明

フーコーが歴史の中に見た「狂気」と同じだと思う…社会が「ひきこもり」を生み出す過程は、ひとりでいることへの恐怖や罪悪感と切り離せない…それは病的なものになり、克服すべきことになる…吉本氏はひきこもりをある意味賛美し、少なくとも弁護・後押ししている…

他者への伝達ではなく自分に通じる言葉…
その言葉はひきこもることで生まれる…
価値はそこでしか増殖しない…

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ตื่นบนเตียงอื่น

新しい目の旅立ち(2015)
著 プラープダー・ユン
訳 福冨 渉

この旅の舞台はフィリピンのシキホール島…
昔ながらのゆったり時が流れる小さな島だ…
魔女が住んでいるらしい…

正月といえば近場の一泊旅行が慣例で、旅先でのランも楽しみのひとつだった今年はコロナの影響でそれも叶わなかったタイ人による旅を綴った本原題を直訳すると「違うベッドで目覚める」になるプルーストによると「真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目で見ること」らしい

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ミノタウロスの皿

ミノタウロスの皿(漫画1969 アニメ1990)
作 藤子・F・不二雄

「ドラえもん」「パーマン」のF先生の作品…
「ハットリくん」「怪物くん」のA先生じゃない…
ベジタリアンはA先生の方…

主人公は結局理解したのだろうか…
理解して渋々すべてを受け入れたのだろうか…
それとも気づいていないのだろうか…
気づかないのも示唆的ではあるけど…

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The Invention of Solitude

孤独の発明(1982)
著 ポール・オースター
訳 柴田元幸

前半は一人称…冒頭の2枚の写真が事実であることを教えてくれる…親子の歴史が次第に鮮明になっていく…後半は三人称…偶然の一致に引き寄せられながら記憶と考察の断片が交錯する…話は飛ぶし不快になりそうな気もするが不思議と馴染んだ…意外に人の内側はそういう挙動なのかもしれない…そもそも読むという行為がそういうことなのか…

フロイトの「無意味なもの」についての考察で「意味の不在こそ第一原理である」「彼は言うことを意味する」と綴っている…この本が、作家としての或いは後続の作品(物語)に対する宣言のようなのものに思えてきた…

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ビジテリアン大祭

ビジテリアン大祭(1934)
著 宮沢賢治

作家はデリケートな問題をオブラートに包んで語ることができる…クッツェーの「動物のいのち」にしろ、この「ビジテリアン大祭」にしろ、多くの人に是非読んでほしいが、読むのはおそらく菜食者だけだろう…相変わらず閉じている…そういう話かもしれない…肉食大国となった今日の日本をもし宮沢が見たらどう思うのだろうか…もし同様の作品を書くとしたら少し違う内容になっていたのかな…

まず菜食者をその理由で「同情派」と「予防派」に分けている…「同情派」は倫理的理由、「予防派」は健康を理由とする…主人公(宮沢?)は「同情派」…実行の方法から分類すると3つに分かれ、第一が完全植物食(ヴィーガン)、第二は乳製品&卵OK(ラクト・オボ・ベジタリアン)、そして第三は引用させてもらう…

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Gary Yourofsky to Haaretz: ‘Animal Holocaust’ Isn’t Over

原文
https://www.haaretz.com/amp/.premium-animal-holocaust-goes-on-says-vegan-guru-1.5278995

和訳
http://therealarg.blogspot.com/2020/09/Animal-Holocaust-Isnt-Over.html

ハラリによるヨーロフスキーへのインタビュー…
というより殆どそれぞれが自分の考えをぶつけてる…
2013年なので「サピエンス全史」が世に出る前年のものだ…
二人がヴィーガンであることは知っていたが、実際に接点があったことは知らなかった…
テーマ別に要約して、自分なりの解釈を加えてみた…

■テクノロジー/フィクション

人は動物に対し圧倒的に優位な立場だ…
それは何に起因するのか…
優位性にはどのような意味があるのか…
それは今後どういう展開に向かうのか…

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疾風怒濤精神分析入門

疾風怒濤精神分析入門
ジャックラカン的生き方のススメ
著 片岡一竹

精神分析とか人類学には少し用心したい…
例えば無意識のせいにしたり、社会のせいにしたり…
精神分析や人類学が教えてくれるのは自分を疑うことではないだろうか…
理性、モラル、常識、普通…を疑うこと…
ある種の謙虚さを要求するもの…
傲りとは真逆のもの…

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