私たちサピエンスは20万年前にこの世に現れた…そして農業が開始される1万2千年前まで、私たちは狩猟と採集で生き抜いた…この狩猟採集時代こそ最も長く生きた時代であり、今の私たちを形成し現在に影響を残した時代だと考えることもできる…
当時のサピエンスは同じ身体的特徴を持っていたにも関わらず、虚構の登場によって異なる想像上の現実を生み出すことができた…生活をともにする各部族によって、異なる独自の言語/習慣/価値観を持っていたと考えられている…部族構成を例にとるなら、現在主流の一夫一婦核家族制以外に、もっと原始的な共同体もあったとういう説もある…つまり男性は父権を持たず、女性は同時に複数の異性関係を持ち、部族全員で子育てをする…この説の支持者は、長い時間をかけて埋め込まれた遺伝子が現代の一夫一婦制に合わず、それが不倫や離婚の絶えない要因だと考えているらしい…嫉妬や不倫に対する罪意識、殺人に対する罪意識、それらは社会に依存しているのだろうか…
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