SOMETHING

人は何となく「変化しないもの」を想定してるものだ
変化しない源泉である「何か」が「現れ」る
人に見えるのはいつも流動的な「現れ」だけだ
「何か」は不動でなくてはならず、人はそれを知り得ない…
在るのか無いのかさえ語れない…
可聴域や可視光線の範囲内でしか見聞きできない
ある視点から見ることしかできない
仮に視点を増やしたり、中に入ろうが同じことだ
結局、世界がどうなっているかではなく、認識のあり方であって…
つまり分かるものと分からないものが前もってあるのではなく…
分かるということは世界を創ることと同じだということ
人には創ることしかできない
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Parole / Écriture

話し手は同時に聞き手であり、
聞き手は同時に話し手である
奏者は自らの演奏を聞いているし、聞き手も独自の理解で奏でている

パロール的なもの(言葉、音楽、舞踏、映像…)
記録媒体を伴わない記号
発信者から受信者にダイレクトに伝わる何かだ
その場の空気や光や回線等を介して伝わるものだ
ライブ演奏などの音楽も同じことではないだろうか
電話やテレビなどを介していても同じだろう
人間の感覚の範疇でほぼ同時であること
なかでも言葉においては主従関係が強い
なかでも音楽などの場合は共振要素が強い
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Φιλοσοφία

物理学は「分かること」を「真理」と言うが、
哲学は「分からないこと」を「真理」と言いたがる

物理学は万人が共有できるものを扱っている
しかし哲学はいつも「持論」
物理学は探し当てるが、哲学は創り出す

物理学は以前より解明されているとしてもそれは相対的な進歩でしかない
常に進歩してるが、いつまで経っても以前からの進歩でしかない
その点は哲学も同じだろう
哲学の場合は堂々巡りを繰り返すこともあるのかもしれない
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Deleuze

<器官なき身体>

「壊れた本能」とは岸田秀氏の言葉だが、ほんとの意味は知らない…
しっくりくるので勝手に使ってる…

人間は非有機的な傾向を持っている
人間はどうすれば生きていけるのか知らない
必要なことも必要な分量も分からない
法や倫理や常識や普通などがなくては集団も維持できない
しかしこの傾向は道具や言葉の発明に繋がっているのかもしれない
そして動物や植物の世界とは別次元のスピードを持つ歴史を形成した…
その歴史がいいのか悪いのかはまた別の話として…
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ANSWER

「自然」には答えしかない
人が作る意味とか理由というものは無い
答えだけがある

人も「自然」の外にはいない
しかし人の頭の中は不自然な世界なのかもしれない
答えはなく、逆に意味や理由が作られる
言葉の世界とは答えのない世界
本能が壊れた人間は損得や倫理に頼らないといけない
もちろん答えはない
どの理屈を選ぶのか
どんな理屈を作るのか
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RACE

マラソンを完走すると、自信とか根気とかが身につくみたいに言う人がいる…
ほんとにそうか?
自分にそんなポジティブな感想はない
まだまだ未熟なのだろうか

走る必要性は全くない

お金のためではなく…
死や苦痛から逃れるためでもなく…
家族のためでもなく…
逆にお金を使い
苦痛を求め
ときには周囲の理解も得られないまま…
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ORGANIC

これにハマると病的になりやすい
菜食を始めると健康や環境に敏感になってくる
そして「オーガニック」という暗示のような言葉がやってくる
「天然素材」とか「植物由来」よりも強力な言葉
食べ物から始まり、ヘアケア製品、そして洗剤など

決して悪いことではない
体に地球にいいことはやるべき
しかしこの病は完璧を求める
ピリピリし始める
排他的になる
無駄にオシャレ感を求める

オーガニックは悪くない
ただ、気付いた中で少しずつやれる範囲でいい
なんでもそう
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PET SHOP

ドイツにはペットショップがないらしい
基本、店頭販売がないらしく、ペットを飼いたいなら保護センターから引き取ることになる(実際は料金が発生しているとの情報も…)
殺処分もなく、引き取り手がいなければセンターが最期まで面倒をみる
では野良猫はどうなのか?
調べてみると、ドイツで野良猫は保護対象ではないらしく、個人で殺処分されるらしい
つまり厳格な動物愛護は例外を締め出すことで成立しているということ
日本でもネズミを害虫扱いするわけだし、同様の線引きをしている
その線の位置がお国で違うのは不思議なことではない
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