第14回 霧島・えびの高原エクストリームトレイル – 62km(DNF)
大会に参加している限りゴールを目指して進むわけだけど、決してゴールするために走っているわけではない…ただ道半ばで終わるとやはり気持ちを埋めることができない…まだ先にある負荷や痛みを、情景、匂いを、湿度、風、木々や水の音、鳥や虫の声を味わいたかった…
第3エイドでリタイヤを決めた…コースが変わってたり、ザックを新調したり、初めてハットを被ったり、補給を再検討したり、夏の体調不良対策をあれこれやったり、60歳がもう目の前に迫ってたり、何かと変数が多かったこともあり、今回は未知の部分が多かった…実際レースに出て感じたことを書いておこう…
コース変更は知ってたので、ある程度の想定はしてたのだけど、実際は想定を軽く超えていた…この大会はロードの多さが前から指摘されていたので、トレイルを増やしたのは良かったと思う…十分に楽しめた…その代わり超ハードコースに変貌していた…時間は予定を少し過ぎてたぐらいだったのに対して、ダメージはだいぶ残ってしまった…第2エイドで脚はプルプル震えていた…その後の枕木階段以降の登りで脚は終わった…
ネットでみなさんの大会記録がすぐ見れたので確認すると、リタイヤが多い印象…できれば関門設定を検討していただきたい…休めば復活する要素あるし、モチベーションにも影響すると思う…第3エイドでは水が無くて、先に進むことを諦めた人もいたようで…時間的に完走が厳しくても水が無いというのはちょっとありえないかも…リタイヤ者の送迎も連携がとれてないかんじで…次に期待…
来年もロングにエントリーするか分からない…ショートでも十分だし、完走もできるだろうし…もしロングに挑戦するなら、それなりのトレーニングをする必要がある…夏場そのトレーニングに耐えられる年齢かどうか…普段から少しトレーニング強度を上げながら成果を見て検討するのがいいかもしれない…
夏場どうしても調子を落としてしまう…尋常じゃない落ち方で、ペースで言うと、いつもキロ5分半なのが、キロ7分〜になってしまう…普段も日中ずっと眠くて身体の芯に力が入らないかんじ…病気じゃないかと思うほどだ…今年もレース前にその状態に陥ってしまった…もしかしたら菜食者なので「酸素/ヘム鉄」が足りてないのかもと思い、一週間前からサプリを飲み始めた…少しは変化もあったような? 今後も特に夏は意識してみようと思う…
普段動けなくなったこともあり、うわさのサウルスのローディングも試してみた…一週間ぐらいアミノローディングしてみた…効いたのかもしれない…絶不調のくせに第1エイドは予定通りに到着したわけだし…高地の朝は気温が低いのが一番の要因だと思うけど…しかも小雨降ったし…
前日受付時の暑さを感じながら酷暑を想定したのだけど、意外に暑さで苦しむことはなかった…序盤に降った小雨も助かったのだけど、雨が上がったあとも、それほど暑さを感じなかった…おそらくトレイルが多かったのが要因だと思う…初めて被ったハットや少しひんやり感のあるタオルを首に巻いたのも良かったのかもしれない…
補給はうまくいった…各エイドでエネルギージェルとMag-on顆粒とMAGAMを摂って、移動中はソフトフラスクにパラチノースとかサウルスのドリンクエリートを入れた…キャップ付きの甘酒ジェルも持って進んだのだけど、やはり甘さが合わなかった…移動中はパラとアミノを水に入れる方法がいい…お腹が空くのでエイドでバナナなどの固形を入れれば十分と感じた…エイド間が2時間程度ならこの方法がいい…
午前1時半起床で準備だった…睡眠時間はたぶん1時間ぐらい…18時ごろには横になったのに、眠りについたのは6時間後の0時前後と推測…夢を見てたようなので寝れたのだろう…少しでも寝れたので正直ホッとした…前日睡眠はレースに影響する…本当は5時間ぐらい寝たいが、1時間でもありがたく感じた…一睡もできないことと比べたら、ポジティブになれた…普段から、日中、原因不明の眠気に悩まされていたので、レース一週間前から睡眠改善薬を試してた…寝れたのか寝れてなかったのか? 大会前日も試したが結局1時間しか寝れず…ずっと課題でありながらいまだ改善されない…
頚椎症/腰痛の緩和と、60歳を目前にして今後も生きやすい身体にしときたいという思いから、毎日ストレッチと簡単なコアトレを今年は欠かさずやっている…お金をかけて病院や整骨院などに通うよりずっと効果があり安上がりだ…痛みには波があるし違和感が消えることはないのだけど、もしかしたら今回のレース前ほど調子がよかったことは、ここ10年でなかったんじゃないだろうか…レース中に痛くなるのは想定してたのだけど、だいぶ持ちこたえたと思う…頭痛や吐き気がなかったのは首が調子よかった結果だと思う…レース後も首は少し筋肉痛が残っただけで大丈夫だった…腰には痛みが残った…お尻が使えてたら腰はもっと楽になるんじゃないだろうか…
トイレは、宿で一回、会場で一回、第2エイドで一回、大会後の帰路のコンビニで一回だった…早朝スタートのロングだとこうなるかな…第2エイド(常設トイレ)ではトイレットペーパーがあって良かった…和式しかなく、立ち上がるのに苦労した…もう脚が終わってた…
ザックを新調した…前と同じブラックダイアモンド…初期バージョンの方が揺れないのだけど、もうボロボロだったので新しい方に慣れるしかない…専用ソフトフラスクだとキャップの首を輪っかで止めなくても落ちない仕様になってて、それは優秀だと思う…
暑さ対策でハットを初めて被ったのだけど、耳がツバに当たる…首紐も耳の後ろに回すので当たって違和感あり…被り心地はいいとは言えない…ただ、走る分には特に違和感はなかったし暑さも凌げたのかもしれない…
圧倒的に登り下りの筋力強化が必要で、スクワットの内容とか工夫が必要かも…おそらく大腿四頭筋を鍛えれば、劇的に結果は変わるだろう…今頃気づいた…下りは技術はあっても筋力が足りてない…あとお尻を使えれば文句ない…
大会終了当日から筋肉痛を感じている…体はできてないのにサウルスで強引に動けるようにした結果なのか? 大腿四頭筋、腰、それとなぜか腕が痛い…
スタート時に左目が痛いことに気づいた…コンタクトは新しくしてたし、ゴミが入ったと思い、スタートゲートの中で何度かコンタクトを外して舌で洗って付け直した…しかし改善されずそのままスタート…痛みを紛らわしながらの走りになった…帰宅してからコンタクトに傷がついていたことを知った…大会で気持ちが高揚してたから大丈夫だったけど、普段なら耐えられない痛みだった…スタート前に自覚するとは…
相変わらず話が下手…もう少し自然に話せないものか…エイドとかリタイヤしたあととかで言葉を交わす空気になる…そんなとき無理に話そうとしてギクシャクしてしまう…話して気づくのだけど、意外に気持ちが高揚してたりする…大会中はそういうものらしい…それがいつも裏目に出てしまう…