アワーミュージック
監督 ジャン・リュック・ゴダール
自由になれないことを民主主義と呼ぶ…
共産主義が一度だけあった…ウェンブリーで…
Continue reading “NOTRE MUSIQUE”
アワーミュージック
監督 ジャン・リュック・ゴダール
自由になれないことを民主主義と呼ぶ…
共産主義が一度だけあった…ウェンブリーで…
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ベンヤミンの暴力論を自分なりに読み換えると…
◆自然法
おそらく狩猟採集時代の小さな集団では何らかの規則めいたもの、つまりしきたりとか慣習とかそういうものが自然に発生して集団の維持を可能にしていたのだと思う…「自然法」があるとすればそういうものではないだろうか…大きな集団での複雑に構築された「法」はすでに自然とはいえない…
◆自然な暴力(自然法的な暴力)
他種との生きるための対立がある…殺されないための抵抗であったり食べるための捕獲だったり…同種ではホッブズの言うようにはならないと思う…同種が暴力を使うのは所有などが意識されてからではないか…つまり「法」ができてからではないだろうか…同種の自然な暴力は喧嘩などに過ぎず原始的な状態でも現代社会でも通常は問題にはならないだろう…ただし一旦大きな社会が作られた状態から秩序が維持されない状態になったらホッブズの言う自然状態があらわれるかもしれない…
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ファンタスティック・プラネット(1973)
かたつむり(1965)
監督 ルネ・ラルー
映画でなくとも、人が牛や豚を食用として生産管理する社会は十分にSF…
人が最上位にいるわけではない…
すべてをコントロールできるわけでもない…
ただ身勝手に生きることはできる…
Continue reading “La Planète sauvage Les Escargots”
アンダーグラウンド (1995)
監督 エミール・クストリッツァ
精緻でチープ、知的で下品、忙しなくて繊細…
きっと地下はどこにでも誰にでもある
私たちが住んでいるのは地上なのだろうか…
それとも…
Continue reading “Подземље”
◾️ 第7章 優秀な人間が、銀行家ではなく研究者を選べば
ニューヨークで起きたゴミ収集作業員のストライキ…積み上がったゴミを前に市長は譲歩…アイルランドで起きた銀行員のストライキ…多くの予想に反し混乱は避けられた…それどころか経済は成長し続けた…ゴミ収集作業員は私たちの生活に必要不可欠だ…しかし銀行員はそうではないらしい…もちろん金融は資本主義社会にとって重要な役割を担っている…ところが今日の銀行は投機に忙しい…その業務は富を移転しているに過ぎず、さらには富の破壊にまで及んでいる…同様に社会にとって必要不可欠とは言い難い仕事が急増している…ロビイスト、コピーライター、税理士…今日高額の給料を手にしているのは、富を移転しているだけで、有形の価値を生み出さない人たちだ…逆に社会の繁栄を支える人たちは安月給に耐えている…
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なぜ「奇跡の丘」に出演してるのか…
調べてもそこだけは分からず…
入門書の冒頭を読むと…
体外受精で余った胚細胞の研究利用は可能か…そのような細胞は死なすべきなのか…死なすとは殺すことなのか…そもそも生まれていないのだから殺していないのか…生や死は定義上の問題に過ぎないのか…人間とはなにか…今日それを定義できるのは神学者でも哲学者でも科学者でもない…国家(法)しかない…人間の生は法の問題に転嫁され益々政治化する…では今日の大きな問題である難民はどうだろう…法による定義とは対照的に人間の生が法の領域から遠ざけられる事態を招いている…それは未開人として扱われることに等しい…
Continue reading “Agamben”
◾️ 第5章 GDPの大いなる詐術
GDPとは一定期間内に国が生産する付加価値の総計…経済が良好であるかを示す指標として重視されている…しかし家事やボランティアなどの給与のない無償労働はここには含まれない…スマホが高精度で安価になっても技術の進歩を数字にできるわけでもない…逆に環境汚染や病気、犯罪などはGDPにとっては多いほど良い結果になる…そして格差や負債には無関心だ…GDPが示す経済成長は、ここ30年以上にわたって暮らしが向上する指標にはなっていない…
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◾️ 第3章 貧困は個人のIQを一三ポイントも低下させる
チェロキーインディアンの経営するカジノが大成功を収めた…偶然にも現地の子供たちのメンタルヘルスを調査していたある教授は、カジノの成功によって貧困時代の問題行動が姿を消し学校の成績が向上する様子を目の当たりにする…貧しいとなぜ人は間違った判断をするのか…サッチャーはかつて貧困を「人格の欠陥」とさえ言った…貧困は社会ではなく個人の問題であり自力で解決すべきことだと…しかしチェロキーの事例を含め多くの研究結果は置かれた環境が原因であることを示している…貧しいと余裕がなくなり焦りや不安が判断を鈍らせる…長期的視野が奪われ目先のことだけでせいいっぱいになる…
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パターソン(2016)
監督 ジム・ジャームッシュ
実在する街…ギンズバーグの故郷
詩人は日常に意味を与える
ペンとメモ帳さえあればいい
それとアナログ時計…
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◾️ 第1章 過去最大の繁栄の中、最大の不幸に悩まされるのはなぜか?
人類はつい最近まで貧しく飢え、不潔で病を抱え、醜かった…しかしこの200年の間に突如裕福になり、清潔で健康になった…1820年に84%を占めていた極めて貧しい生活者が現在10%を下回っている…貧しかった頃、人々は理想郷を思い描いていた…しかしそれを手に入れようとしいる現在、豊穣の地は霧に包まれている…私たちの本当の危機は、よりよい暮らしを思い描けなくなっていること…子供達は親世代より悪い時代を生きることになると信じている…裕福になったのに以前にも増して懸命に働いている…政党はどこも似たり寄ったり…10代の最大の健康問題はうつ病…資本主義だけでは豊穣の地を維持できない…私たちは再びユートピアを描く必要がある…
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