In the High Country

IN THE HIGH COUNTRY(2013)
A FILM BY JOEL WOLPERT
FEATURING ANTON KRUPICKA AND THE ROCKY MOUNTAINS

The Wolpertinger によるドキュメント映像…
https://thewolpertinger.com
https://www.staticbloom.co.jp/wolpert

STRAVA で唯一フォローしているのがクルピチカだ…
おそらくすべてのデータを追跡できる…
バイクやクライミングも含めて毎日信じられないほどのハードワークだ…

https://hitkeas.com/2020/08/17/krupicka/
https://hitkeas.com/2021/07/06/what-i-talk-about-when-i-talk-about-running/
重なる部分…接点を感じる…

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They’re Trying To Kill Us

THEY’RE TRYING TO KILL US(2021)
監督 キーガン・クーン、ジョン・ルイス
制作総指揮 クリス・ポール、ビリー・アイリッシュ

ビリー・アイリッシュの言葉…
https://www.ellegirl.jp/celeb/a103849/c-billie-eilish-slams-all-lives-matter-20-0601/

食を操作することによる暴力…
貧困、人種差別、健康被害、環境汚染…
すべてが詰まっている…
すべてが繋がっているというべきか…

「彼らが私たちを殺そうとしている」…
彼らとは権力者のことだろう…白人、大企業、アメリカ政府…
私たちとは主に黒人や先住民のことだ…
そこには弱者から搾り取る構図がある…

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Lewis Hamilton

画像引用元

https://www.as-web.jp/f1/577047?all
https://octane.jp/articles/detail/4000
https://intensive911.com/?p=188493

排気ガスに容赦ないグレタ・トゥーンベリはヴィーガンのF1レーサーをどう思うのだろうか…

動物園も競馬もペットショップも要らない…
コスタリカの政策に賛同する…
https://www.hachidory.com/animal/00/id=509
SDGs はこういう手放す作業に逆行しているように思えてならない…
動物のことは放っておけばいい…関わらないことだ…
動物愛護も必要ないし、動物に権利なんてものがあるはずもない…
動物の権利とは「人社会に巻き込まれない権利」と読むべきだ…
人と動物を完全に隔離するということではない…
共生する生物もいる…カラス、野良猫、腸内細菌…
警察犬や盲導犬に頼るケースもある…
もし動物を飼うのならそれは家族の一員として責任を持って迎え入れるということだろう…

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HOCKNEY

HOCKNEY(2014)
監督 パトリック・デュバル

写真は「ありのまま」を凍った瞬間として切り取る…
それは動かし難いものの抽出かもしれない…
科学の法則のようなものだ…

だからホックニーはキャンバスに幻想を持ち込む…
だから写真の断片を繋ぐ…
科学が示すものとは異なるリアルな世界だ…

ホックニーは明るいところへ導いてくれる…
初期はそうではなかったが、少しづつ何かを振り切ったのかもしれない…
強いメッセージがあるわけでもなく、鋭利な攻撃性があるわけでもない…
素材も決して特別なものではなく、身近なものを描いている…
複雑さや重さはなく、淡くソフトなタッチだ…
そういうとこに心地よさを感じる…

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El Pepe

■ El Pepe, una vida suprema(2018)
監督 エミール・クストリッツァ

■ ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ(2020)
監督 田部井 一真

一市民と本気で口論するシーンがある…クストリッツァは等身大のホセ・ムヒカを撮ろうとしていた…対して田部井監督の方は監督の思いが伝わる内容になっている…日本との意外な接点も知ることができた…日本でのスピーチでは奥さんの反応見て泣いてしまった…あと日本版のプロデューサーは大島渚さんの御子息である大島新さんだ…

▶︎有名なスピーチより…

「我々は発展するために生まれてきたのではない…幸せになるために地球に生まれてきたのだ…」

「貧乏とは少ししかもっていないことではなく、もっともっとと欲しがることである…」

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牯嶺街少年殺人事件

牯嶺街少年殺人事件(1991)
監督 楊德昌(エドワード・ヤン)

教育と暴力…愛情と殺意…プレスリーと短刀…日本統治時代の遺産と、共産党の脅威と、アメリカ文化と…すべての敷居が消えた混乱の時代…台湾は1947年から1987年まで戒厳令下にあった…この映画は1961年に実際にあった事件がベースになっている…作中で主人公の父親(実父でもあるらしい)が激しい尋問を受けるのは当時の白色テロと呼ばれるものだろう…今は随分変わったように見えるが、微妙な立ち位置であることに変わりはない…最近の中国共産党の動きを見るなら寧ろ不安定な状況なのかもしれない…本当の友は誰なのか…誰が守ってくれるのか…何が自由で何が正義で何が悪なのか…

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STRANGER

ジム ジャームッシュ インタビューズ
編 ルドヴィグ・ヘルツベリ
訳 三浦 哲哉

■ There is no paradise
Harlen Jacobson/1984

■ “East European director”
Peter Belsito/1985

タイトルの意味が少しずつ見えてくる…
Stranger in Paradise を捩っているらしい…

「…僕はさかさまに書くんだ。つまり、語るべきストーリーがまずあってそのうえで肉付けしていくというのではなくて、まず最初にディテールを集めて、その後、パズルみたいにストーリーを組み立てていく。主題、ある種のムード、それからキャタクターはあっても、直線的に進むプロットはない。…プロットありきという考え方にはぞっとするんだよ。プロセスにこそなにかがあると考えていたほうがエキサイティングだ。僕の方からストーリーを定式化するというより、ストーリー自身が自分のことを僕に話し始めてくれるんだ。」(p32)

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เรื่องรัก น้อยนิด มหาศาล

地球で最後のふたり(2003)
監督 ペンエーグ・ラッタナルアーン

本も役に立たないが、映画も役に立たない…
レースに参加するのも役に立たない…
ただ、救われるのだと思う…
旅に出て、何か新鮮なものを感じる…
つまらなかったものが、少し意味を持ち出す…

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Fanny och Alexander

ファニーとアレクサンデル(1982)
監督 イングマール・ベルイマン

アルマの寛容さはありなのか…
かと思えば主教の厳格さ…
よく観察すると、こういう?がいたるところに出てくる…

悪人がいるわけではない…
繋ぐものや引き裂くものがあるわけでもない
そういう役割を演じてしまうものがあるだけ…

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