意識による対象化によって知性が生まれた…
対象化とは、まず自己と世界の生成であり、
続いて切り取り、抽出、写しという分離が始まる…
それはありのままとの訣別を意味する…
バーチャルな世界の誕生…
それもまた自然の振る舞い…
ただし新しいバランス…
個々が生まれ、比較、評価が始まる…
優劣、損得が始まる…
恩恵と犠牲が始まる…
私たちは恩恵に正解を見るようになる…
私たちは犠牲に気づかないふりをするようになる…
それを暴力と言おう…
AIが脅威だと言う…
今更何を言ってるのだろうか…
AIがやっていることは私たちがやってきたこと…
私たちの真似をしているに過ぎない…
私たちが人や動物や地球にしてきたことを真似てるに過ぎない…
つまり暴力…
AIとは知性であり、対象化装置であり、暴力装置だ…
ただ私たちは身体によって抵抗していた…
私たちの身体あるいは情動は、
知性によって、孤独や欲望という相を帯びる…
それらは或る意味抵抗なのだと思う…
欲望は確かに暴力性を象徴しているかもしれないが、
身体による抑制を含んでいる…
果たしてAIに孤独や欲望は可能だろうか…
AIは身体を持たない…
根っことなる動機を持たない…
ただ遂行する…
ただ計算する…
それは一斉に切らない限り終わらない…
もう無理かな…
HAL9000はそう言うのだろう…