ゴリラは草ばかり食べている

より便利に…
より優位に…
より刺激を…

埋められないものを求め続け、
切り取られた成果が正解として評価される…
状況を整理する(正当化する)ために、
幸福、平和、安全、健康、環境、権利が利用される…
それは倫理と呼ばれている…

人は自分に騙されている…

人らしさなのかもしれない…
ただどうしても馴染めない…
受け入れられない…
解放されたい…

恩恵…
マラソンの世界記録が更新されたり…
寿命が伸びたり、背が伸びたり…
感染症に強くなったり…
薬のおかげで助かったり…
宇宙に行けたり…
日本でバナナやアボカドが食べれたり…
蛇口を捻ったら水が出たり…
電話で話せたり…

反面…
海や大気や土は汚れ、
簡単には分解できない物質が生まれ,
お金がないと生きていけず、
体内で必要な栄養を合成できなくなり、
タバコなしではドーパミンが分泌できなくなり、
グローバル化で自給できなくなり、
毎日天文学的数字の動物が犠牲になり、
生涯の殆どを労働に費やし、
そして戦争がやめられない…

恩恵と引き換えに歪みが生じている…
無理をしている…
迷惑をかけている…
奪っている…
退化している…

人社会で成果をあげるとはそういうこと…
進歩や成長はいつも何かを犠牲にしている…
私たちの生活が向上しているということは、
地球や人や動物が相応の犠牲を強いられているということ…
衛星が飛び交う宇宙空間まで汚れてしまった…

仕方ないことだろうか…
「本来」はどこに行ったのだろうか…

私たちは地球上の癌細胞になってしまった…
逆にミミズやシロアリがいなくなれば地球は困るのだろう…

ゴリラは草ばかり食べている…
なのに筋骨隆々だ…

距離をおくこと…
緩めること…
それが本当の成果…
それは最高に難しい…