Солярис

バタイユの「それ自体に価値がある」という言葉が紛らわしい
「それ」は切ることで姿を現す
切られることで(切られるから)他との間に関係が現れる
意味や価値や目的や理由は常に不自然なヴィジョンに過ぎない
実際は「それ」も「価値」も作り物
「それ自体に価値がある」とは「切ることさえできない充足」と考えたい
水の中の水とはそういうものだろう

道具は周囲のものとの関連性に乏しい
異質なものであり、進化や淘汰などの結果ではない
人間との従属関係の中で突如出現したものだ
しかしどんなものであれ、すべては水の中の水に変わりはない

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GLORIA

「奇跡の丘」で使われた「GLORIA」はミサ曲をコンゴの少年合唱団用に編曲したもの…
生きてる根っこの部分を揺さぶるような曲だ…


↓50妙ぐらいから音が鳴る…

↓こちらは近頃のグロリア…
曲もビデオもイイ…
最近の曲は滅多に聴かないのだけど…

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Esperanto

エスペラント(1985)
坂本龍一

期待通り裏切られたことを思い出す
露骨なサンプリングがここまで馴染む世界を他に知らない
深い沈黙がそれぞれの音を引き立てている
ENO も嫉妬する仕上がりじゃないだろうか…
https://music.apple.com/jp/album/esperanto/1404757495

肝心のバレエの方は少し残念な気もするが

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Bataille

人間性と俗なる世界の形成

道具は水が水の中にある世界のうちに外部性を導き入れるそれは連続性における中断であり、<物=客体>をそれとして位置付ける道具の出現によって、その目的は有用性の面の上に与えられ、それはもはや<真の目的=究極>ではない

人間は<物=客体>を定置することによって現れた面の上に、本来認識しえない連続性の中の諸要素を少なくとも外見上は明晰に位置付けることが可能になるそれは自分自身を外から一個の他者として統覚することをも意味する

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PRESENCE

PRESENCE
LED ZEPPELIN

映画「Bohemian Rhapsody」が大ヒット観てない観たくない
そして MORRISSEY の若い頃を辿った映画が公開間近らしい観たくない
アニメの実写化のようでどうにも悩ましい
BOWIE WARHOL を演じるのさえ好きになれない
ZEPPELIN もロックオンされているのだろうか
そういえばロッキングオン社長いちおしのこちらのアルバム…

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Bataille

『宗教の理論』に沿ってバタイユを辿ってみる

 動物性

動物性とは直接=無媒介=即時性であり、内在性である内在性としてあるということは、同類を食べるということある動物が他の動物を食べるそこには対立や区別や優劣があるわけではない区別には客体の定置が必要だ動物は世界の内に、水が水の中にあるように存在している

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À propos de récits d’habitants d’Hiroshima

ヒロシマの人々の物語
著 ジョルジュ・バタイユ
訳 酒井 健

政治家や軍隊や法に携わる人たちはある意味国家に隷従している
国民全体が国家の奴隷になることもある
その国家とはもともと存在しない
ハラリの言う虚構…

国家は善悪よりも損得を優先する
福祉もその例外ではない

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Histoire de l’œil

眼球譚
著 ジョルジュ・バタイユ
訳 生田 耕作

第2章に裏話が書かれている…
Permanent Vacation のパーカーが重なる…
パーカーは「マルドロールの歌」を愛読していた…

パーカーの母は夫の死後発狂する…
母は面会に来たパーカーに「お前の目は父さんの頭から取った目だ」と言う…
廃墟となった生家…
パーカーは漂流するしかないと言う…
そして旅だつ…

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