◆政府/選挙/税金/社会保障
アーミッシュは統治者に従い祈るという聖書の訓戒に従い市民政府を尊重し支持している…しかし一方で、法的強制力の行使は、非抵抗、非暴力という聖書原理に反するもであるとして政府に対してある程度の距離を保っている…ヨーロッパにおける再洗礼派に向けた迫害は政府役人によるものだった…選挙は禁止されていないが、投票する人は少ない…徴兵にも従わず、代替プログラムに参加するなどした…所得税、固定資産税など、税金はすべて納めている…社会保障費は払っていない…老後や病人のケアは政府ではなく家族を中心としたコミュニティで行うものと考えている
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Amish
◆教育
アーミッシュの子供たちは14歳までに8年制義務教育(合衆国認可)を受ける…学校にはひとつの教室しかなく8学年全員(30名~35名)に対してひとりの女性教師が授業(10分~15分で学年を移動)を行う…生徒達は「学者」と呼ばれる…授業は英語で行い、宗教や理科、体育、性教育はない…運営は父親3~5名で構成された委員会による…校長先生はいない…教師(無免許)はアーミッシュ学校の卒業生で、結婚により教師生活を終える…
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ཏཱ་ལའི་བླ་མ་
✦ 「空」…あらゆる物事に実体はない
あらゆる事象はすべて関係していて独立したものはない…イデアや物自体はないということだろう…差異しかないということ…あるとするならすべてはひとつとして「在る」のだと思う…それぞれは関係の中で見えてくる相対的なもの…それぞれの実体はない…
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ཏཱ་ལའི་བླ་མ་
✦ 仏教は神の存在を認めていない
仏教は神の存在を認めていない…幸福や真実は学び修行することによって自分で見つけないといけない…仏教は神に誓い従うこととは無縁…ある意味信仰とも呼べないのかもしれない…このへんの敢えて退けるところには潔さを感じる…それでも気になるのはやはり修行や説教の存在であり、実際多くの信者がいること…通常の勉学にはない主従関係…信者は盲目的に頼り過ぎてはいないか…自分で考えることを怠ってはいないか…哲学や科学における授業とか講義なのかもしれないが、それにしても依存体質を感じる…自由を奪われた囚人といえば言い過ぎなのだが…宗教全般に言えること…
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ཏཱ་ལའི་བླ་མ་
宗教は好きになれない…上から語りかけるからだ…科学や哲学は共通了解できる領域内の話だと思うが、宗教はその先に入り込もうとする…言わば「おせっかい」なのだ…他人の生き方に踏み込もうとする…答えは自分で見つける或いは創るものだろう…ただ Dalai Lama によると仏教は哲学や科学の要素が強いという…
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Amish
スイスに起源を持つキリスト教の分派がドイツ時代を経てアメリカに移住した…現在オハイオやペンシルベニアを中心に人口20万人以上が居住している…なかでもランカスターは最初の入植地であり、最も人口密度の髙いアーミッシュ居住区になっている…多くの居住区/教区ごとに違う習慣も存在するが、共通する特徴が彼らのアイデンティティを支えている…
アーミッシュの生活は教区によって分けられる…ランカスターには160の教区がある…教区は4~5名のリーダー(監督1名、説教者2~3名、執事1名)によって運営される…彼らは「くじ」と呼ばれる聖書の慣例によって選任され、無報酬で一生涯奉仕する…教会はなく、隔週日曜日に一軒の家に教区内200人以上のアーミッシュが集まり、質素な食事会と礼拝式が行われる…
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UTOPIA FOR REALISTS
隷属なき道
著 ルドガー・ブレグマン
訳 野中 香方子
◾️ 終章 「負け犬の社会主義者」が忘れていること
彼らは何もかもに反対する…誰もがこう思っているはずだ…「負け犬の社会主義者」はいったい何に賛成なのだろう…彼らは語るべき物語を持たず、伝える言葉も持っていない…まるで敗北を喜んでいるようにも見える…
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UTOPIA
◾️ 第9章 国境を開くことで富は増大する
西側世界の発展途上国に対する過去50年間の支援総額は5兆ドルになる…その支援は役に立っているのか…エスターデュフロは開発支援を瀉血に例えた…開発支援に科学的根拠は全くなかった…
紀元前7世紀、バビロンに捕らえられたエルサレムのダニエルは美酒美食の振舞いを断り、戒律を守るために水と野菜だけの食事を要求する…試した結果10日後も健康であったことにより戒律は守られることになった…この記録は史上最古の比較試験であり、史上最高のベストセラー「聖書」に収められた…現代ではこの試験を「無作為化比較対照試験(RCT)」と言う…海外支援へのRCTがようやく導入されたのは1998年だろう…ケニアの小学生に無料で教科書を配布し、成績が向上するか試験した…結果は何の効果もなし…以来開発支援には試験による客観的評価が追求されるようになる…RCTはモデルを作らず人間を気まぐれな生き物と見ている…そしてこのアプローチが出す証拠は直感に反するものが多い…この証拠は哲学者や経済学者には予想できなかっただろう…
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STATE DI ECCEZIONE
✤ 例外状態
国の始まりと維持に関わる話…
法の正当性または妥当性に関する話…
そして今日の国家の在り方に関する話…
ドイツでは動物の殺処分がゼロだと言われているが、野良猫は住民による処分に任されているらしい…日本におけるネズミやゴキブリのようなものか…それはつまり対象を絞り込むことで殺処分ゼロを維持していることになる…生政治も同じ…生を囲い込むことで排除している…
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POTENZA
✤ 潜勢力
アリストテレスに倣って…
◆ 現勢力(現勢態/エネルゲイア)…可能性が実現した状態
◆ 潜勢力(潜勢態/デュナミス)…まだ実現していない可能性の状態
潜勢力とは何らかの状態/領域であり、それ自身が可能性であり能力と解釈できる…
思考や記憶や技能は潜勢力(潜勢態)であり、文字や言葉は現勢力(現勢態)になる…潜勢力とは極めて私的な領域であり、形を持たず共有/評価できない領域のことだろう
さらに二つの潜勢力を区別している…
◆ できるようになる(習得、成長…)
◆ できるがしない(拒否、停止…)=非の潜勢力=絶対的潜勢力
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