SDGs, VEGAN, COP, TTP…

農薬が素晴らしい発明として歓迎されたこともあったのだと思う…
持続可能が今の発明になったに過ぎない…
全ては有用性の中で語られる…
それを捨てる発想ではない…
薬で健康を維持するようなもの…
原発で生活を維持するようなもの…
必要な力技なのかもしれないけど…

今より住みやすく…もっと住みやすく…
それは調和とか共生の感覚とは関係ない…
ただの我がままだ…
地球と同じ環境の星に移住できたら…
きっとSDGsはすぐに捨てられるのだろう…

ヴィーガンにしても動物の権利はこじつけ…
環境保全や健康は有用性つまり果てしない恩恵と犠牲の探求…

地球が温暖化してるとか…
その犯人が二酸化炭素だとか…
その要因が人の活動だとか…
そんなことより人と家畜の異常な個体数…
すでに地球と釣り合っていないのではないか…
いつから二酸化炭素は悪者になってしまったのか…

目先の数字を変えても何も変わらないだろう…
理性(有用性)は釣り合わない…

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ספרות בדיונית

大きな社会を可能にしたのはハラリの言う虚構なのかもしれない…
サピエンスは知らない人と同じ社会で生きることができるようになった…

ハラリは国家、宗教、人権、会社、お金などを虚構と呼んでいる…
言わば「共同幻想」(厳密には幻想ではない)…
吉本氏の意味もそう遠くはないのでは…
しかしそもそもの始まりである「自分」と「世界」も虚構なのだろう…
弓矢もF=maも同じように虚構だ…
道具として加工したものも、概念や法則として抽出したものも…

理性が作りだす世界…
決して偽物ではない…
それらは「在る」とも言えるし「無い」とも言える…

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Βαρουφάκης

Talking to My Daughter About the Economy
Γιάνης Βαρουφάκης

■ 第1章 なぜ、こんなに「格差」があるのか

農耕が余剰を生み出した…
余剰が経済を、格差を作った…

グレーバーによると物々交換の限界からお金が生まれたのではない…バルファキスも農耕による蓄え(余剰)の記録がお金の起源だと言う…物々交換は生活を共にする集団内での助け合いとしてあったのだろう…そういう自給自足的環境からお金は生まれない…お金は他所者とか立場を異にするものとの間に債務の記録として始まった…最初にあったのはキャッシュレス決済とか仮想通貨による決済と同じようなものだ…

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Krupicka

画像引用元

「BORN TO RUN」と「走ることについて語る時に僕の語ること」は市民ランナーの聖書らしい…トレイル界ではクルピチカの影響も大きいようで、大きな波は去ったのかもしれないけど、よく観察するとあちこちにその余波を感じる…以下はクルピチカの言葉…いくつかの翻訳を参考に拙訳…

原文を下記より抜粋
https://www.runnersworld.com/advanced/a20802190/tarzan-of-the-plains/

“And I love how I can run up and into a mountain cirque or over a pass and be completely dwarfed and humbled by the sheer immensity and grandiosity of the landscape and I love flying down the other side with the breeze in my hair and the gravel in my shoes and the burning in my quads and the branches in my face and then when I’m finally all worn out there’s nothing like peeling my shoes off and just sitting. Just being at rest. Running sharpens the focus on life and intensifies the emotions. Is there any better reason to do anything?”

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Distortion

ヒトは生物であり水の中の水として生きている…
さらにヒトは”作る”作業を重ねる…
作る作業(現象)は一種の飛躍であり歪みを伴うかのように見える…
経済システムの中では労働であり人工的に価値を増やすこと…

氷河期や巨大隕石の衝突に比べれば環境破壊など大したことではない…
そもそも隕石や寒さも自然にとっては大したことではないのだろう…
核戦争で荒廃しようがただそうなるだけだ…
何も減ったり増えたりはしない…ただ変化している…
ヒトはヒトにとっての意味の中で生きているだけなのだろう…

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DUCHAMP

■ アフタヌーン・インタヴューズ(AI)
聞き手 カルヴァン・トムキンズ
訳 中野勉

■ マルセル・デュシャン(MD)
著 ジャニス・ミンク
訳 KYOKO HASEGAWA

Pablo Picasso 1881-1973
Marcel Duchamp 1887-1968
Jean Cocteau 1889-1963
Man Ray 1890-1976
André Breton 1896-1966
Georges Bataille 1897-1962

どんなことも習慣化、形骸化していく…
報酬や評価は往々にして物事を見えにくくする…
常に距離を取っているように思えた…

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Debt

IMFによる途上国に対する融資は、その殆どが選挙で選ばれたわけでもない独裁者の手に渡り、飢えた子供達の口から食べ物を剥奪することで返済が行われているすでに借用分の3倍から4倍の金額を返済していながら、元金さえ減っていないさらに再融資と引き換えにIMFが押し付ける経済政策はうまくいった試しがない

「でも借りたお金は返さないと

この言葉が強力で厄介なのは、それが経済的な言明ではなくモラルの言明だからだ醜悪なことを穏やかで平凡に見せかける文句私たちは負債とは何かを理解していないまさにそのことが負債の力の基盤になっている

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Debt

例えば戦勝国と敗戦国は平等ではない
敗戦国の戦犯は隅々まで問われる
しかし原爆投下を指示したトルーマンが罪に問われることはない
原爆は仕方なかったこととして広く認知されている
より多くの犠牲を食い止めたとさえ

負債にも同じトリックが潜んでいる?
お金のしくみ…
アナキズム…
負債とは何を意味しているのか…
貧困に必然性はあるのか…
国家は必要なのか…

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Thich Nhat Hanh

Thich Nhat Hanh はベトナムの禅僧だ

以下 Google 本社にて、社員に語った言葉のいくつか

「テクノロジーは破壊的です。テクノロジーは時間を奪っていきます。私たちには自分を家族をそして自然を大切にする時間がありません。この文明は誤った方向に向かっているのです。」

「ほとんどの場合、テクノロジーは自分から逃避することに手を貸し、私たちの人生と幸福、愛する人の人生や幸福、そして母なる地球の美しさを犠牲にしてきました。」
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UTOPIA FOR REALISTS

隷属なき道
著 ルドガー・ブレグマン
訳 野中 香方子

◾️ 終章 「負け犬の社会主義者」が忘れていること

彼らは何もかもに反対する誰もがこう思っているはずだ「負け犬の社会主義者」はいったい何に賛成なのだろう彼らは語るべき物語を持たず、伝える言葉も持っていないまるで敗北を喜んでいるようにも見える
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