In the High Country

IN THE HIGH COUNTRY(2013)
A FILM BY JOEL WOLPERT
FEATURING ANTON KRUPICKA AND THE ROCKY MOUNTAINS

The Wolpertinger によるドキュメント映像…
https://thewolpertinger.com
https://www.staticbloom.co.jp/wolpert

STRAVA で唯一フォローしているのがクルピチカだ…
おそらくすべてのデータを追跡できる…
バイクやクライミングも含めて毎日信じられないほどのハードワークだ…

https://hitkeas.com/2020/08/17/krupicka/
https://hitkeas.com/2021/07/06/what-i-talk-about-when-i-talk-about-running/
重なる部分…接点を感じる…

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What I Talk About When I Talk About Running

ひとりであること…
死と隣り合わせにあること…
拠り所がないということ…
架空であること…

拠り所になるはずの法、モラル、常識、普通…
安定、持続、保証を志向するもの…
それらは逆に責め従えようともする…
曖昧さを許さない…保留を許さない…
終わりの宣告…架空の宣告…無力の宣告…
裁かれる…責められる…笑われる…

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Unusualness

思考や感性をデフォルトに近づける…
観光とか旅行の魅力はそこにあるのだと思う…
美味いものや絶景はむしろ脇役…

物足りなさを感じるならそれは…
いつも通り動く舞台装置が迎えてくれるから…
作り物であり、すでに出来上がっていて…
お金社会が作っているもの…

足りないのはイレギュラーとかアクシデントとか…
見慣れない景色だけじゃなく、道に迷うこと、普段できない会話なども含めて…
観光地や旅行会社が作るものじゃない…
計画から逸れること、エピソード、思いがけない発見…
計画や筋書きはそのために…

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Krupicka

画像引用元

「BORN TO RUN」と「走ることについて語る時に僕の語ること」は市民ランナーの聖書らしい…トレイル界ではクルピチカの影響も大きいようで、大きな波は去ったのかもしれないけど、よく観察するとあちこちにその余波を感じる…以下はクルピチカの言葉…いくつかの翻訳を参考に拙訳…

原文を下記より抜粋
https://www.runnersworld.com/advanced/a20802190/tarzan-of-the-plains/

“And I love how I can run up and into a mountain cirque or over a pass and be completely dwarfed and humbled by the sheer immensity and grandiosity of the landscape and I love flying down the other side with the breeze in my hair and the gravel in my shoes and the burning in my quads and the branches in my face and then when I’m finally all worn out there’s nothing like peeling my shoes off and just sitting. Just being at rest. Running sharpens the focus on life and intensifies the emotions. Is there any better reason to do anything?”

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TRAIL

人見知りなのに、猫相手に話しかける…
山を走ってると、どことなく似た感覚を覚える…

有用性の世界からの逃避、解放…
勝利や数字や成果ではなく…必要な形式ではあっても…
必要な形式…その舞台も含めて…

逃げ場所でもない…
自分探しとか自己実現でもない…
すべてからの解放…

走る心地よさ苦しさ…
自然の美しさ不気味さ…
それらが溶け合うような…
そういう消費

Supplément

人の自然な走法はベアフットランニングだろう
足底筋や足首関節は、自然のクッション機能を持っている
裸足でジャンプしたら前足部で着地するはずだ
四足動物や鳥のカカトは地面に触れることすらない
短距離選手は前足部で着地している
しかし長距離となると、ほとんどのランナーが踵着地になる
クッションを効かせたシューズが踵着地を可能にしている
身体に備わったクッションではなく、シューズのクッションが長距離走破を可能にしている
いま、自然な走法が見直されている…

人の本来の食性は果食だろう…果物や木の実を食べていた
人の身体構造は肉食ではなかったことを物語っている
咀嚼を可能にする歯や顎…
弱い胃酸や長い腸…
しかし人間は生きるために肉食を選択した
それに見合った進化もしているのかもしれない
ただ幸い食性に大きな変化はなかったようだ
いま、人は本来の食性に見合った食生活が可能だ
動物たちとの共存の仕方も考え直す必要があるのではないか…
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RACE

マラソンを完走すると、自信とか根気とかが身につくみたいに言う人がいる…
ほんとにそうか?
自分にそんなポジティブな感想はない
まだまだ未熟なのだろうか

走る必要性は全くない

お金のためではなく…
死や苦痛から逃れるためでもなく…
家族のためでもなく…
逆にお金を使い
苦痛を求め
ときには周囲の理解も得られないまま…
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