Democracy

There never was a West: or, democracy emerges from the spaces in between
DAVID GRAEBER

■ 序論

民主主義という言葉に共通する唯一の要素は、少数エリート層の関心事だった政治的諸問題が、構成員全員に開かれたものとなっている意識だとグレーバーは言う…それはあまりにも道徳的負荷を帯びているため、この言葉を使う論者は必然的に何らかの思惑を抱いているものらしい…グレーバーは自身の思惑(主張)をこの序論で五つに要約している…

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Distortion

ヒトは生物であり水の中の水として生きている…
さらにヒトは”作る”作業を重ねる…
作る作業(現象)は一種の飛躍であり歪みを伴うかのように見える…
経済システムの中では労働であり人工的に価値を増やすこと…

氷河期や巨大隕石の衝突に比べれば環境破壊など大したことではない…
そもそも隕石や寒さも自然にとっては大したことではないのだろう…
核戦争で荒廃しようがただそうなるだけだ…
何も減ったり増えたりはしない…ただ変化している…
ヒトはヒトにとっての意味の中で生きているだけなのだろう…

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Kiss of the Spider Woman

蜘蛛女のキス(1988)
監督 ヘクトール・バベンコ

惹かれる作品を辿ると…
アーティストや思想家の多くが…
意識してなかったのになぜか…

M.Foucault (-1984 )、M.Puig (-1990 )、D.Jarman (-1994 )がエイズで亡くなっている…
D.Jarman のコテージ存続活動のさなか、新型コロナが世界中を席巻することになった…
Y.N.Harari の発言は今回のパンデミックでも注目されている…

LGBTに対する偏見の中で育った…
正直いって馬鹿にしていた部分もある…
まだ完全に拭切れていないと思う…
ただ、肉食から菜食に変わって何かが大きく揺さぶられた…

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Markus Gabriel

■ 世界史の針が巻き戻るとき「新しい実在論」は世界をどう見ているのか(2020)
著 マルクス・ガブリエル
訳 大野和基

■ 欲望の時代の哲学2020 NY思索ドキュメント(1)「欲望の奴隷からの脱出」(2020)
出演 マルクス・ガブリエル

自然主義という言葉がある…一般的には科学至上主義という意味らしい…しかし「自然」とは全く逆の意味合いを持つものではないだろうか…それは「きまぐれ」の世界であり、美と不気味さを併せ持つ世界だ…理性は法則を導き出すかもしれないが、それは自然そのものではない…理性の産物は本質的にいい流れを作れるわけではない…

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DUCHAMP

■ アフタヌーン・インタヴューズ(AI)
聞き手 カルヴァン・トムキンズ
訳 中野勉

■ マルセル・デュシャン(MD)
著 ジャニス・ミンク
訳 KYOKO HASEGAWA

Pablo Picasso 1881-1973
Marcel Duchamp 1887-1968
Jean Cocteau 1889-1963
Man Ray 1890-1976
André Breton 1896-1966
Georges Bataille 1897-1962

どんなことも習慣化、形骸化していく…
報酬や評価は往々にして物事を見えにくくする…
常に距離を取っているように思えた…

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Bataille

 軍事秩序

資源に見合い均衡が保たれていた蕩尽は、やがて人身供儀に至り、それは富の超過を示すと同時に供儀そのものを非難し始める…軍事秩序はその不満に終止符を打ち、諸力の合理的利用と権力の絶えない増大を計る…軍事秩序は内部の暴力性を外部に向け服従させる…軍事秩序は派手な戦闘とは正反対のものであり、力が濫費されるとしても、より大きな力を獲得する目的に限られた…掠奪した奴隷は祭礼で虐殺するのではなく、労働へと編成された…

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KUMAMOTO CASTLE

熊本城マラソン2020 – 42.195km

写真はお世話になった宿の神社…
長い階段に石灯篭が隙間なく置かれていた…
地震で倒れて復旧が大変だったらしい…

今年に入ってなかなか気持ちが上がってこない中、腰痛や首痛も治らず…
おまけに1時間も眠れなかった上に、天候は最悪…
走ってみて調子みながらペースを作ることにした…

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MORAL TALES

モラルの話(2018)
著 J.M.クッツェー
訳 くぼた のぞみ

法律のように明文化されてはいないが、何かを要求するもの…それを形作るこころの動きに支えられている…モラルはこころの動きによって発動し、常にこころの動きとともにある…それは違う時代、土地、文化、立場…によって違う顔を見せる…

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