Octet

Octet/Eigth Lines(1979-1983)
STEVE REICH

フルートが入るとこは…
震える…

そのフルート…5拍子…
A1A2B1B2B1’…謎の構成が繰り返される
上記1と2の旋律は下図のような音の配置になる…
1■■■■_■■_■■■_■■__■_■_
2■■■_■■■_■_■■_■■_■_■_

万華鏡のような音世界…
反復と差異…差異と反復…
引き伸ばされた瞬間なのか…
凝縮された今なのか…

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Last and First Men

最後にして最初の人類(2020)
原作 オラフ・ステープルドン
監督 ヨハン・ヨハンソン
音楽 ヨハン・ヨハンソン
語り ティルダ・スウィントン

物言わぬ映像…あとは曲とナレーションのみ…デレク・ジャーマンのBLUEを思い出す…ティルダが繋いでいるイメージ…一方は個の死…一方は人類の絶滅…ヨハンソンの死後2年を経て仲間たちの手によって完成した作品…ジャーマンも遺作だった…

私たちは日々、変化を楽しみ、変化を恐れている…
気がつくと大きな変化の中で常識は崩壊を繰り返し…
それでも何かを信じて生きている

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Bricolage

宮沢賢治が『ビジテリアン大祭』の中で「自分ばかりさっぱりしていると云ったところで、実際にほかの動物が辛くては、何にもならない…」と言ったように、他者に要求したくなる部分あるいは期待する部分はある…しかし強制はできない…

もし権利を掲げるなら「〜すべき」と強制することもできる…倫理やモラルに訴えて話すことができる…しかし権利とはヒト社会でヒトに与えられるものであって、もし動物に権利があるとするなら、それはヒト社会に巻き込まれない権利なのではないだろうか…もっと感覚的な理由…気持ちが楽だからであり心穏やかでいられるから…Pシンガーではなく、Cダイアモンドに同調できる部分…そこに「同胞」に対する感覚を見出すこともできる…同胞とは「代わりのない個」を意識できる存在のことと考えたい…近い動物にも感じることができる…ただしそれは昆虫や細菌、ウイルスへとヒトから隔たった存在になればなるほど希薄なものになっていく…境界はぼんやりしている…「個(あるいは孤)」を明確に感じるほどその消失を「死」と感じ、消す行為を「殺す」ことと感じる…

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KIRISHIMA

第10回 霧島・えびの高原エクストリームトレイル – 65km(DNF)

最終エイド(53km)でリタイヤ…悔しい結果になってしまった…頚椎症(医者は参加に否定的だった)と腰痛(神経ブロック3本打ってもらった)のため気持ちも上がってこなかったし、どこかでリタイヤすることは覚悟していた…でもリタイヤの直接の理由は配分ミス…スマホのバッテリー残量が中盤で危うくなったので節約のため電源を切って進んだ…しばらくYAMAPでの位置確認ができない状態で、最後の登りに足を残そうと抑えめに進んでいたら、気づいた時は制限時間ギリギリ…爆走のおかげで何とか間に合ったのだけど、すぐにスイーパーが動き出した…爆走で一時的にリミットに達してたので少し休みたかったけど、迷惑もかけたくなかったし、リタイヤを決めた…

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Les beaux jours d’Aranjuez

アランフエスの麗しき日々(2016)
監督 ヴィム・ヴェンダース
脚本 ペーター・ハントケ

L.アンダーソンとの日々を連想させる歌詞で幕を開ける(出会いはずっとあとのことだけど…)…ひとりの書き手による二人芝居書き手が構想を練っていて、架空の二人にセリフを預けている二人なら何を話すだろうか細かい部分はどうでもいいのかぼんやりした話がダラダラ続く常に唐突で何かが足りない

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