自然の哲学(じねんのてつがく)
著 高野 雅夫
▪️第5章 「お金」の物語から自由になる
▪️第6章 解けなくなった人生方程式
*以下は本文を読んで、自分の考えること…
率直に話せば、SDG’sは茶番と言いたい…「疎外」にしても、それは人が作るあらゆる組織や繋がりが内包するものであり、特別なものではないと思う…また、地球上の人と家畜の個体数は異常なのであって、決してスルーできることではない…
知性は切り取ることができないものを切り取る…つまり勘違いを作り出す…いつも切り取られた恩恵に正解を見て、避けられない犠牲を視界から葬りさる…貧困や戦争や環境破壊やストレスに目を向けたとしても同じことを繰り返す…それが知性だ…知性とはバーチャルな世界を作る装置…国家も会社もお金も虚構…そして「私」や「あなた」や「神」も虚構なのだろう…神や自然への信仰が薄れ、無意識に知性信仰へと移行していった…抑制を失い、競争社会への拍車がかかった…ただそれは遥か昔から準備されていたものだ…野生には、エネルギーも、食べ物も、自由も、平等も、善悪もない…私たちはバーチャルな世界で富や得や力を作り出し振り回されているにすぎない…自然環境や動植物が蚊帳の外になるのは自明のこと…ヒト中心世界で、それらは利用するものでしかない…教育の最大の問題点は昔も今も国内も海外も変わらない…それは私たちが何者なのかを教えないこと…人社会での生き方を教えながら、自分で考えないよう訓練していること…誰も私たちが「チッソ」だとは教えない…
オフグリッドは「里山」の理念と呼応するものがある…スナイダーの「場所に生きる」ことにも通じるのではないだろうか…人は答えを失くした動物…辿り着けないことは分かっている…要はどこを向いているかだ…どこに答えを求めるのか…人社会に求めるのか、自然に求めるのか…
[…] ▪️第5章、第6章 ▪️打3章、第4章 […]