KUOLLEET LEHDET

枯れ葉(2023)
監督 アキ・カウリスマキ

もう映画は撮らないと宣言して6年…カウリスマキは帰ってきた…何も変わらない…ブレてない…不器用で無愛想で、最後はホッコリしてしまう…飾らない究極の人間讃歌…以下素敵すぎるカウリスマキの言葉…

「取るに足らないバイオレンス映画を作っては自分の評価を怪しくしてきた私ですが、無意味でバカげた犯罪である戦争の全てに嫌気がさして、ついに人類に未来をもたらすかもしれないテーマ、すなわち愛を求める心、連帯、希望、そして他人や自然といった全ての生きるものと死んだものへの敬意、そんなことを物語として描くことにしました。それこそが語るに足るものだという前提で。この映画では、我が家の神様、ブレッソン、小津、チャップリンへ、私のいささか小さな帽子を脱いでささやかな敬意を捧げてみました。しかしそれが無残にも失敗したのは全てが私の責任です。」(公式HPより)