南小国 ・黒川トレイル – 20km
コース上にmore treesのモニュメントがあることを知ったのは偶然だった…more treesは創立者である教授(坂本龍一さん)が代表を務めていたが、亡き後は隈研吾さんが引き継いでいる…森林保全を掲げて様々な活動に取り組んでいて、小国町ではつい先日大規模な植林を終えたばかりだ…何も知らずにエントリーしたのだけど、ふと気になって調べたらコース上に古いモニュメントがあることにたどり着いた…
https://www.more-trees.org
https://www.more-trees.org/forests/project7/
モニュメントは確かにあった…でも少し残念に思えたことは否めない…まるで隠れてこっちを見ているかのようだった…草を掻き分けて近づくと、辛うじて文字を残したモニュメントが現れた…そこは教授が直に足を運んでセレモニーをやった場所だった…一般の人が訪れるような場所ではないようだし、放置されるのは仕方ないのかもしれない…逆にこの大会に参加しないと訪れることができないレアな聖地と考えることもできるのかな…震災のピアノと同じように自然に還ろうとしてるかのようだった…これでいいのかもしれない…
走りの方は尿意との闘いだった…大会1ヶ月前、モニュメントのことを知って間もないころ、絶妙なタイミングで尿路結石が発覚…手術のため入院しなくてはならなくなった…先生が勧める日程では、退院できるのがまさかの大会一週間前…先生は走っても大丈夫と言うのだけど、大会参加時期はまだ尿路に人工管を残したままということだった…次の西米良や南阿蘇への影響を考えると、伸ばすこともできず手術を決めた…距離が短いからできたこと…不参加という選択肢はなかった…
特に下りの着地で尿意が襲ってきた…実はトイレ以外(草むらの中とか)で7、8回は血尿を放出してしまった…本当にごめんなさい…この尿意のおかげで走りに集中できず、風景なども楽しめず、トレイルを堪能することができなかった…
腰痛は、いつでもぎっくり腰になるような危ない状況だったにも関わらず、キネシオのおかげ?でノーダメージだった…このまま回復を期待…
新車を購入…しかし新車の匂いが合わず、普段から頭痛で苦しんでいた…スタート前は吐きそうだった…でも走り出したら治ってしまった…今回はとにかく尿意だった…