NISHIMERA

第7回西米良スカイトレイル – 38km(DNF)

とりあえず最終エイドまで進むことができた…スイーパーと一緒に進むことになり、エイドのスタッフも遅くまで付き合わせてしまったが、今回の走りには満足している…過去2回市房山を時間内に越えられずバスでゴールまで帰ってきた…どうしても先に進みたかった…5年かけて少し前進…最終エイド1時間オーバーだったけど…

レースは作品のようなものだそれぞれの想いで綴っているのだと思う…トレイルは自然を舞台にしている…これ以上の舞台はない…良い絵が描けたのだと思う

避難小屋からの市房山の登りはトレイルコースとして尋常ではないが、意外にスタートから避難小屋までの長い登り基調もやばい…山頂で足はほぼ残ってなかった…復路は避難小屋をクリアしたもののあちこち攣って脚を引きずりながら進んだ…少し調子が戻るときもあったが次第に歩くだけになっていった…後半は下り基調とはいえ、結構登る…心が折れかけたが脚も気持ちもなんとか持ちこたえた…終盤、芍薬甘草湯をOS-1で飲んだ…少し痛みが柔いだ気がする…もっと早く飲んでも良かったが気持ちに余裕がなかった…避難小屋を出る時はまだ諦めてなかったし…

今回も眠れなかった…ドリエルを購入して飲んだのだけど、寝れたのは深夜…結局1〜2時間ぐらいしか寝てない…効いたのだろうか? 寝れたら少しはいい走りができただろうか…

ブロック注射を打たなかった…代わりにキネシオテープを骨盤ベルトのように3周巻いた…腰椎周りにも貼った…痛みはあったのだけど、痛みを忘れることもあるほどだった…注射してたらおそらく注射自体の痛みで気持ちが萎えていたと思う…チャレンジだったけどうまくいった…ひとつの成果…

寒いとの予報だったので、球磨川と同じインナー2枚とジャケットにした…中盤は汗が多くて汗冷えを感じたが終盤は逆に快適だった…

腰痛のためいい練習ができてない…これが限界とは思いたくない…今回はひとまず満足とはいえ、気持ちのどこかで悲しさというか、複雑な気持ちがあることは否めない…

帰路も足や脇腹や背中が攣って運転がやばかった…帰宅してからも普通に歩くのが困難なほど…通常なら就寝してからも攣ってなかなか寝れないのだけど、今回は攣らなかった…もう十分に攣ったということなのだろうか?

軽い頭痛が翌朝まで続いた…限界まで走った結果なのか、それとも頚椎症の症状なのか…

相変わらず疲れると補給ができない…後半ほとんどジェル等は口にしてない…冷静に考えると、補給できなかったから脚が持たなかったのだと思う…所謂ハンハーノックだろう…やはりブロック(グミ)が必須…

ガスター10とウコンの力は適所で採った…身体が弱ったところで吐いたりすることにはならなかった…

とにかく登りはとりあえず鍛えよう…背筋を伸ばしてお尻を使うこと…

市房山の登りと下りのコースが一緒になってて、ずっとすれ違いが続いたのだけど、いつ一緒になった? 下りは割と走りやすいイメージだったのに…コースマップが違うんじゃないだろうか…

バーティカルというコースがあるが、時間的にはこちらの方がハード…山頂で終われるのでそのあとが気楽ではあるのだろうけど…

帰路の伊佐-出水区間で野生の鹿が目の前を横断しててびっくり…ライトも当たってブレーキ踏んだのに、そんなに慌てる様子もなくゆっくりガードレールを飛び越えて消えていった…怪我でもしてたのか? それにしても周りには民家も結構あったのに…夜はウロウロするのかな…