We Should All Be Feminists

男も女もみんなフェミニストでなきゃ(2017)
著 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ
訳 くぼた のぞみ

フェミニズムの理想はフェミニズムが無くなることだろう…
それは可能だろうか…

理解と誤解は分かち難い…
差別と区別の線引きも曖昧だ…
すれ違いや隙間が作る力学・規範は欠かせない…

社会が維持されるとき、構成員の中にはモラルが育っている…
フェミニズムもモラルのひとつ…
フェミニズムが消えてもモラルは残る…
あるいはモラルに回収されて同化する…

モラルは比較する…
ふだん無口だが、ときどき大声を上げる…
追い詰める…
繋ぐものであり…
引き裂くものであり…

サンカラのマニフェストには女子割礼禁止が入っていた…
ナイジェリアでは双子が悪魔と見做され殺される風習もあったらしい…
この講演ではそういった特殊性よりも、アフリカも同じだということが発信できたのだと思う…

元々はTEDの講演なので動画でも見れる…
観衆の反応があるので文章では読み取れないニュアンスが分かっていい…
逆に出版された文章の方は自分のペースで読めるので細かい意味を拾うことができる…
加筆もされてるらしい