MORRISSEY

●『お騒がせモリッシーの人生講座』
ACTION IS MY MIDDLE NAME
著 上村彰子

●『いまモリッシーを聴くということ』
GOOD TIMES FOR A CAHNGE
著 ブレイディみかこ

正直ソロ以降のモリッシーの音は好きではない
『いま』はスミス期までしか読んでない
ジョニー・マーとの化学反応が魅力的だった

ポップカルチャーの中の人たちはファンやマスコミにさらされて生きている
作品に劣らず「人間」がクローズアップされる
モリッシーが今でも注目されるのは「人間」が受け入れられているからなのかもしれない

なぜか女性によるモリッシー論が相次いで出版されている
この他にも「モリッシーインタヴューズ」や「モリッシー&マー・茨の同盟」は女性の翻訳だ

スミスがどういうバンドだったのか、モリッシーがどういうアーティストなのか
それは誰にどういう影響を与えたかで見えてくる部分もある
特にモリッシーの場合、こうして女性に影響を与えている
ジョンライドンやジョーストラマーとは違う傾向ではないだろうか
彼の言うヒューマセクシャルの為せることなのか

人間がクローズアップされるモリッシー
曲や理論なら一人歩きもするが、モリッシーはモリッシーでしかない
だからモリッシーではなく自分にとってのモリッシー

今の世の中で、いったい何が Action になるのだろう
政治家でも歌手でもなければ、デモに参加するわけでもない
「~しないこと」も Action になるのではないだろうか
肉を食べないとか
ゴミを減らすとか
立ち止まって本を読むとか
古くは
戦費稼ぎの税金を払わないとか
白人優先のバスに乗らないとか
そういうことも Action のひとつだ

↑ ロスは洒落てるモリッシーの人柄も出てる
ふなっしーはまだ公認もらってないのに

↑ 衝撃的イギリスって

https://www.youtube.com/watch?v=dAsbZatQmWM