iPS細胞、ES細胞、STAP細胞?…培養技術に期待されているのは臓器だけではない…人類は食肉や皮革製品も直接作ることになるのだろう…ハラリが言う「細胞バーガー」もそのひとつ…人類が生き物を操作した歴史は今に始まったものではない…遡れば23,000年前の農耕にたどり着く…その後畜産や養殖が始まり品種改良や遺伝子組換えを経て、今日ではゲノム編集の倫理的問題が問われている…
細胞から作るものは様々な分野で世の中を変えるだろう…野球グローブやサッカースパイクも可能だ…羽毛布団やファーも可能だ…動物を殺したり虐待することはない…土地も奪わず温室効果ガスを出すこともない…それらは人工なのか天然なのか…そしてヴィーガンは培養肉を食べるのか…
それらには「個」が欠落している…
複製できる…
まるで植物…
培養された臓器とは主人を失くした部分…
身体なき器官…