CIVIL DISOBEDIENCE

ソロー の市民的不服従
著 H.D.ソロー
訳 佐藤 雅彦

結局3冊目のこの本でようやく訳文が理解できた気がする…
翻訳でこうも違うとは…思わぬ出費になってしまった

ソロー 1817〜
マルクス 1818〜
マルクスはソローを知ってただろうか…

ソローによると…
政府とは所詮当座しのぎの「方便」に過ぎない
…なのに全然便利じゃない…余計なことばかりする
政府は正義にもとずいて判断することはない
…規則の適用内で実務遂行するだけでいい…なのに余計なことばかり…
まず人間として生きなくてはならない
…臣民として仕えるのはその次…
法律に敬意を払っても正しい人間は生まれない
…整列して行進する軍人を見ればよく分かる
政府に仕えるものは本来おだやかで一般に評価されている
…しかし彼らは善悪の判断ができなくなっている
選挙とは一種の博打にすぎない
…そして正義の名の下に願望を弱々しく表明する儀式に過ぎない
不正根絶に身を捧げる必要はない…そんな暇はない
…ただし不正との関わりを断つのは人としての義務

ソローの言う「方便」とはどこまでを意味しているのか…
復興支援/救助/消火/収税/逮捕などを行う組織は必要に思える…要は市民が片手間にできないことを代わりに専業化して行う組織が必要だということ…ではマキャベッリが必要だとする軍隊や警察は…

ソローは今すぐ行動することを強調している
例えば戦争が進退状況や疲弊/消耗によって次第に意味を失い終わりに近づくとき、そのとき政府や多数派は初めて終戦に向けて舵を切る…多数派はいつも善悪で判断しない…
現代において同じことが有効かはしっかり見極めないといけない…ソローが生きたアメリカには、メキシコ戦争や奴隷制という向き合うべきはっきりとした対象があった…

ソローも菜食を推奨している