Gandhi

ガンジーは非暴力によって独立を勝ち取った…そして新しい国には軍隊のない平和憲法の適用を構想していた…しかし国民会議のリーダーたちにとって、非暴力が有効なのは独立までに過ぎず、その後の国家運営まで有効な手段であるという認識はなかった…ガンジーは自分が説得できなかったことを悔い絶望した

通常の国家論はマキャベッリの思想に依拠する部分が大きい…国家の再編や創立そして運営には暴力が必要だと…実際、20世紀はホーチミン、カストロ、レーニン…と、暴力革命によって次々と新しい国家君主が生まれた…しかしガンジーだけは非暴力によって独立を勝ち取り、そして国家君主にはならなかった…

ガンジーは、イギリスのインド支配の実態をインド側の協力にあると考えていた…協力を断つことで支配体制が内部崩壊すると…これは意外にもマルクスに通じる…労働放棄は資本家の権力を奪う…マルクスにおいても基本は武装蜂起ではなかった…

国家の暴力は唯一の正当な暴力と言われている…それは相手も戦う姿勢を示しているからこそ成立している…例えば兵士どうしが戦うことは正義の名のもとに正当な暴力が行使されているといえるが、一般人への暴力は犯罪になる…ガンジーは戦う姿勢を見せなかった…

ガンジーにとって、菜食とイギリスの作った法や布やお金を使わないことはリンクしている…体と社会組織は食べるものでできている…