Φιλοσοφία

■ 記号学(ソシュール)

ソシュールはきっと静かな人だったんじゃないか…
ラングの専制に対し「言語学で成し得ることの虚しさ」を感じていた…
著作は一冊も無い…講義や本人のメモをまとめたものだけだ

▶︎ラング 共有する言語の規則体系 言語の社会的側面
▶︎パロール 個人の実際に使う言葉 言語の個人的側面
ラングはパロールによって変化(進化)する
パロールはラングにって制限される
基本構造をドゥルーズ的に考えれば…
ラングは潜在的で、表出されたものがパロールだろう
別の側面をバルト風に言えば…
ラングの専制に対するパロールの破壊…だろうか…

▶︎ランガージュ 言語を文節、運用する能力

▶︎恣意性 必然性がないこと
物事は切れてない…言葉が切っているに過ぎない
それぞれの言語(国語など)が存在する根拠でもある
言語を比較すると、対象の微妙な意味合いなどの違いもある

▶︎シーニュ 記号 言葉
▶︎シニフィアン 音韻 記号が表現する音の連鎖
▶︎シニフィエ 概念 記号が内包する意味
あたりまえのことを難しく表現しているように見えるが…
注目したいのは中でも「言語記号」であり「通常の記号」とは違う
言葉が先なのか、対象が先なのか…
対象は言葉が生まれた瞬間に生まれる
りんごは「りんご」によってりんごになる
りんごは「赤」によって赤くなる
それは「りんご」や「赤」がそれ以外によってそれになること
差異だけが意味を持つ…
言語というシーニュはシニフィアンとシニフィエに実質分離できない
▶︎分節 世界をシーニュによって恣意的に線引きすること
▶︎二重分節 文章は形態素、音素により二重に分節される

▶︎通時言語学 時代とともに変化する言語を対象とする
▶︎共時言語学 ある時点での言語を対象とする

言葉とお金は似ている